スポーツの、裏側
地元熊本で行われた、二つの国際的なスポーツイベントが、終わりを迎えようとしています。
自分の望む形ではなかったにせよ、二つのイベントにささやかながら関われたことは、ささやかながら勉強にはなりました。
スポーツの裏側というもののスケールを知ることができたこと。
自分の長所、短所を改めて分析できたこと。
今年の大河ドラマでも、私の高校の先輩・金栗氏のエピソード他、スポーツの裏側を描いていますが、一つひとつの大会・一人ひとりの選手・一人ひとりの関係者で、裏話は尽きない!
なぜならば。
① みんな、人間だ!
選手も、スタッフも、裏方も、そのまた裏方も、みんな人間でした。それぞれに、思いやこだわりや感情や文化や気分が絡んでくるから、どんなによくできたマニュアルを作ったって、その通りには行きません。気遣いが足りなかったなーと反省することもあれば、逆に気を張りすぎて疲れ果ててしまったり。さっきまでキラキラ輝いていた選手が、やつれた顔で煙草をふかしていたり。私も基本ニコニコして大したことはしていない役目でしたが、もちろんそれだけではすまない感情もたくさんうごめきましたし。思いもよらないところで、表には出てこない仕事へのこだわりや、人間の温かさを感じたり。私も含めて、みんな人間でした。
② 果てしなく、裏方がいる…
スポーツ栄養士は、裏方とは言いつつ、選手と直接関わる機会も比較的多く、競技を直接見て喜びを分かち合ったりするチャンスも比較的多い…のではないかと思います。でも実際、スポーツや大きな大会を支えている沢山の人たちの中には、本当に表側からは認知されていない裏方がいらっしゃる!スポーツ栄養士どころではない裏方が。私は表に近いところで、ありがとー!といってもらえる位置にいましたが、そのありがとー!を見えないところで支えてもらっていた人たちにももっと伝えられたらな…と感じました。チーム帯同スタッフの試合期の時間の流れを観察する機会もあり、現場のスポーツ栄養士としてではなく、現場のスポーツ栄養士の実践を支える情報屋としての役割を担う仕事も、私が今まで思っていた以上に意義深いのではないか、ということも感じました。私は裏の裏でいいかも…。
今回は、2週間少しの間、長い拘束時間、休みなしの仕事で私はすっかりバテバテになってしまいました。今後こういうタフな仕事の可能性があるならば、体力も強化しておかないといけないな、時間のマネジメントやオンオフの切り替えをもっとうまくできるようにならないといけないな、といった点も学びでした。
オリンピックにもなにかしらの関わりができるよう、チャンスを窺っていこうと思います!
さて、明日は〆の決勝・三位決定戦観戦!世界の頂点の試合見てきます!
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