スポーツ栄養が勉強したい!

スポーツ栄養が勉強したい!


HP開設とともに、ブログを始めてみます。まずは自己紹介から。


管理栄養士、スポーツ栄養士の月岡美由紀です。


中学生の時かな、宇多田ヒカルさんが "SMAP SMAP"にゲスト出演している間、鼻歌を歌っていらっしゃって。中居さんに「歌、ほんとに好きなんだね~」と投げかけられ、宇多田さんは「仕事にするくらいだからね!」と返されました。


高校生になって、自分が仕事にしたいくらい好きなことって、なんだろうと考えました。

食べることと、野球をみること。…仕事になるかな?


ちょうどそのころ、オリンピックに帯同されていた管理栄養士・田口素子先生をテレビで拝見しました。


あ、これなら好きなことを仕事にできるかも!


スマホもない時代。進路指導室でスポーツ栄養を学部で学べる大学を調べると、国公立ではたった一つ。進路はすぐ決まりました。


大学のインターンシップでは、迷わずプロ野球球団へ電話。受け入れてはもらえましたが、栄養士・管理栄養士はおらず、高校時代に”スカウト”(後藤正治、2001、講談社)で読んだ、”プロ野球は栄養管理がしっかりとされている”というイメージとのギャップに戸惑いました。


大学の図書館でJournal of Sports Sciencesを辞書を引きひき読む毎日でしたが、その内容とスポーツ栄養の授業内容はかみ合わず、悶々としていました。結局スポーツ栄養の研究室に入ることもありませんでした。


”スポーツ栄養”と検索してはヒットした記事を読みあさり、遠方でもセミナーに参加しましたが、知っていること以上の情報はなかなか得られませんでした。


インターンシップ先で働きはじめたものの、栄養士採用ではなく、時間外に栄養媒体を作ってみたりはしていましたが、所詮は他人の受け売り。残業で学ぶ時間の確保も難しく、理想と現実のギャップに体調を崩しました。21歳で夢がかなって、22歳で終わりました。


まずは、栄養士として一人前になりたいと思い、管理栄養士試験の勉強を始め、一度僅差で落ちたものの、二度目で合格できました。管理栄養士を取り、いざ公認スポーツ栄養士を申し込もうと思ったら、申し込むには、すでにスポーツ栄養サポートをしていないといけないのです。まだ、勉強してないのに!二日間の基本講座は受講したものの、とても自信を持ってサポートしてみようとは思えませんでした。


ボランティアで栄養サポートを始めてみましたが、公認スポーツ栄養士養成の選考にも落ち、踏んだり蹴ったりな気分でした。


ちゃんと勉強してからサポートしたい!


そんな時見つけたのが、国際オリンピック委員会のスポーツ栄養コースでした。二年間のオンラインコース。もちろん英語です。これがとれたらカッコイイな、でも、まず英語だな。


というわけで、英語をできる限り勉強してから、オーストラリアへ一年間のワーキングホリデーに向かいました。栄養学科のある大学付属の語学学校に行き、大学の図書館にあったスポーツ栄養の教科書で、スポーツ栄養コースに向けての予習をしました。語学学校の学術英語コースで学んだ、論文の引用の仕方などはコースでも大変役立ちました。


語学レベルはぎりぎりだったのですが、帰国後受講を開始。一年目は学費を稼ぐためフルタイムで働きながら、二年目は勉強に集中したかったのでパートなどしながらなんとか無事終了できました。


やっと、スポーツ栄養が勉強できた!15年がかり…


とはいっても、科学はどんどん動いていくので、勉強の仕方を教わっただけで、勉強はずっと続きますが。


やっと勉強できたから、勉強したことを人の役にたてるために立ち上げたのが、COMO COMEプロジェクトです。

まだまだ手探り状態ですが、じわっと成長していきたいです。


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