オリンピック委員会のスポーツ栄養コース?④

二年間のオンラインコース IOC Diploma in Sports Nutrition について。

https://sportsoracle.com/Nutrition/Home/


今回は、年に4回ある Assignment をご紹介します。

日本で言うところの、レポート提出のイメージです。


一年目、二年目とも、二カ月に一回のペースで、

3月末 Assignment 1

5月末 Assignment 2

7月末 Assignment 3

9月末 Assignment 4

の提出がありました。


私の時は、

・文献の調べ方と参考文献の表記の仕方に関する課題

・1つの論文を読んで、その abstract(要旨)を自分なりに書いてみる課題

・論文の解析

・”スポーツ食品”の商品レビュー

・特定の対象者への栄養媒体の作成

・1つの論文を読んで、ポスター発表の資料を作成

・自分選んだスポーツと対象者への、栄養戦略のレビュー

といった課題が出されました。


毎年、4つ目の Assignment がメインで、

これはコースが始まってすぐに公表され、

一年がかり(実際は2-9月の8カ月)でじっくり取り組みます。

私の場合は、1年目は1500単語、

2年目は5000単語(文献や図を入れるとA4約30ページ)と相当な分量でした。


各課題は、パーセントで評価され、それぞれ40%以上は取らないといけません。

50%が課題に対しての合格ライン、75%以上でExcellent!という評価です。

学年の最終成績は、年末テストの結果が50%、課題の合計が50%で評価され、

合計が50%以上でクリアできます。


課題の評価のうち、半分が最終課題(年間評価の25%)で、

課題1~3はその残り(年間評価の8.3%×3)なので、

最終課題で高評価を得ることが特に重要です!!


年末テストは、制限時間ありの一発勝負で、

私は自信がなかった(実際50~60%くらいしか取れていません)ので、

課題4で高評価を得ることに尽力し、それが功を奏しました!


テストもそうですが、Assignment でもとにかく英語で文章を書く力が重要です。

オーストラリアの語学学校で使っていた Academic English の教科書(↓写真)や、

Cambridge英語検定対策でポイントを抑えたライティングの練習をひたすらしていたこと、

トーストマスターズクラブ(http://district76.org/ja/)で常々5~7分程度の英語スピーチをしていたことが

ずいぶん役に立ちました。

受講を考えている方は、ぜひ英語の対策も抜かりなく。

それと!

英語のチェックをしてくれる人がいると、かなり心強いと思います。

アカデミックな固い文章に慣れている人を、探しておくことをオススメします。


最初の写真は、卒業式で訪れたスイスのシャトーデーという村にある、

世界一周した気球のバスケット部分です。(レプリカかな)

チーズ列車の旅でこの村を訪れ、本場のチーズフォンデュを食べて来ました。


次回は、もう二度と受けたくない!?

恐怖の持久戦、24時間の年末テストについてです!

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